ジュゼッペ・アルチンボルド(1526-1593)は、イタリア・ミラノ出身の画家です。
1562年、36歳の時にハプスブルク家の宮廷画家となりウィーンで暮らします。
フェルディナント1世、マクシミリアン2世、ルドルフ2世と三代の皇帝に仕えました。
晩年は故郷であるミラノに戻り、同地で亡くなっています。
代表作は連作『四季』、同じく連作『四大元素』、『ウェルトゥムヌスに扮するルドルフ2世』など。
花や野菜、動物など様々なモチーフを巧みに組み合わせた構成肖像画の作品を数多く残しました。
日本では2017年に国立西洋美術館で『アルチンボルド展』が開催されています。