エゴン・シーレ(1890-1918)は世紀末ウィーンで活躍しました。
ゴッホが亡くなった年に生まれ(それについてシーレは運命的なものを感じていた)、
クリムトが亡くなったその年に28歳の若さで亡くなった、まさに”世紀末を駆け抜けた画家”です。
1890年、ウィーン近郊の街で父親が鉄道員の家に生まれる。
14歳の時に父親が梅毒で亡くなる(この経験が後のシーレに大きな影響を与えた)。
10代の若い頃は、28歳年上のクリムトに強い影響を受け、「銀のクリムト」といわれることも。
その後、20歳頃からクリムトの作風からは離れた。
1918年、死去。
〈代表作〉
- 《カール・グリュンヴァルトの肖像》(豊田市美術館)
※日本で唯一所蔵されているシーレの油彩作品
〈略歴〉
シーレは20歳頃からクリムトの作風から離れ、自らの画風(表現主義・自画像・裸体表現)を追求
1980年 ウィーン近郊の街の生まれ
1909年 「新芸術家集団」を立ち上げ
1914年 第一次世界大戦開戦(~1918)
1918年10月 スペイン風邪により死去(同年の2月にクリムトが亡くなっている)
〈masaya’s Viewing History〉
日本・オーストリア外交樹立150周年記念 ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道
国立新美術館
2019年4月24日(水) ~ 2019年8月 5日(月)
日本・オーストリア外交樹立150周年記念 ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道 | 企画展 | 国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO
ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道
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