作品数については諸説ありますが、2018年から2019年にかけて開催された『フェルメール展』では「35点」を総作品数としていました。
- 《ディアナとニンフたち》1653-1654年頃
マウリッツハイス美術館、ハーグ - 《マルタとマリアの家のキリスト》1654-1655年頃
スコットランド・ナショナル・ギャラリー、エディンバラ - 《取り持ち女》1656年
ドレスデン国立古典絵画館 - 《眠る女》1656-1657年頃
メトロポリタン美術館、ニューヨーク - 《士官と笑う女》1657年頃
フリック・コレクション、ニューヨーク - 《窓辺で手紙を読む女》1657-1659年
ドレスデン国立古典絵画館 - 《小路》1658年頃
アムステルダム国立美術館 - 《ワイングラスを持つ娘》1658-1659年頃
アントン・ウルリッヒ美術館、ブラウンシュヴァイク - 《中断された音楽の稽古》1658-1659年頃
フリック・コレクション、ニューヨーク - 《牛乳を注ぐ女》1658-1660年頃
アムステルダム国立美術館 - 《音楽の稽古》1660年代初頭
英国王室コレクション、ロンドン - 《デルフトの眺望》1660-1661年頃
マウリッツハイス美術館、ハーグ - 《ワイングラス》1661-1662年頃
ベルリン国立美術館 - 《水差しを持つ女》1662年頃
メトロポリタン美術館蔵、ニューヨーク - 《リュートを調弦する女》1662-1663年頃
メトロポリタン美術館、ニューヨーク - 《真珠の首飾りの女》1662-1665年頃
ベルリン国立美術館 - 《青衣の女》1663年頃
アムステルダム国立美術館 - 《天秤を持つ女》1664年頃
ワシントン・ナショナル・ギャラリー - 《手紙を書く女》1665年頃
ワシントン・ナショナル・ギャラリー - 《真珠の耳飾りの少女》1665年頃
マウリッツハイス美術館、ハーグ - 《合奏》1665-1666年
イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館、ボストン - 《赤い帽子の娘》1665-1666年頃
ワシントン・ナショナル・ギャラリー - 《少女》1665-1667年頃
メトロポリタン美術館、ニューヨーク - 《婦人と召使い》1666-1667年
フリック・コレクション、ニューヨーク - 《絵画芸術》1666-1667年頃
ウィーン美術史美術館 - 《天文学者》1668年年
ルーヴル美術館、パリ - 《地理学者》1669年
シュテーデル美術館、フランクフルト - 《レースを編む女》1669-1670年頃
ルーヴル美術館、パリ - 《恋文》1669-1670年頃
アムステルダム国立美術館 - 《手紙を書く婦人と召使い》1670-1671年頃
アイルランド・ナショナル・ギャラリー、ダブリン - 《ヴァージナル前に立つ女》1670-1672年頃
ロンドン・ナショナル・ギャラリー - 《信仰の寓意》1670-1672年頃
メトロポリタン美術館、ニューヨーク - 《ヴァージナル前に座る女》1670-1672年頃
ロンドン・ナショナル・ギャラリー - 《ギターを弾く女》1672年頃
ケンウッド・ハウス、ロンドン - 《ヴァージナル前に座る若い女》1675年
個人蔵
また以下の2点については”真贋の決着していない作品”として図録では扱われている。
- 《聖プラクセディス》1655年
個人蔵 - 《フルートを持つ娘》1665-1675年
ワシントン・ナショナル・ギャラリー
以上の計37点。