【過去美術展レポート】正倉院の世界ー皇室がまもり伝えた美ー

2019年

(前ブログ「masayaのブログ美術館」からのリライト記事になります)

こんにちは、masayaです。
「masaya’s ART PRESS」をご覧頂きありがとうございます。
今回は2019年に東京国立博物館・平成館で行われた「正倉院の世界ー皇室がまもり伝えた美ー」のレポートを書きたいと思います。

この記事はあくまで個人的なメモのような内容です。

皆様にとって、役に立つ情報はほとんどないかと思いますので、ご了承願います_(._.)_

鑑賞日:2019年11月17日㈰
「正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美― 」
会場:東京国立博物館 平成館
鑑賞時間:約30分
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気に入ったトップ5作品😄

先ずは今回の展覧会で私が良かった、気になった作品を5点ご紹介します。
*作品名の前の番号は出品目録の番号になります。

【1位】70.模造《螺鈿紫檀五絃琵琶》/116.模造《螺鈿紫檀五弦琵琶》

画像出展元:公式図録より

読み方は「らでんしたんのごげんびわ」です。

今回、私が鑑賞したのは《螺鈿紫檀五弦琵琶》の模造品で、本物は前期のみの展示ということで、そちらは残念ながら見る事はできませんでした
しかし模造品といっても、こちらもたいへん素晴らしかったです。

螺鈿紫檀五弦琵琶》の模造品は今回2点展示されていました。
展示の中盤にあった方は、2019年に制作されたもので実際に演奏することもできるそうです。

後半の撮影可能の方は、明治期に作られたものです。
模造品とは言っても、こちらも既に100年以上の歴史のある貴重な品です。

もう、とにかくデザインがかっこいい!の一言です。
裏面までびっちり装飾が行き届いています。
個人的に最も心惹かれた箇所は、調弦する部分の装です。

☝ここの部分、かなりイケてると思いませんか?

 

僕がもしこの五弦琵琶の持ち主だったら、そこを触りたいだけの理由で無駄に調弦しちゃうな、と見ていて思いました(笑)

琵琶という楽器は通常は四本の弦で作られます。
この宝物のような五弦の琵琶というのは、世界でもこの一点のみなのです。

【2位】93.正倉院宝物《白瑠璃碗》

画像出展元:東京国立博物館「1089ブログ」より

この宝物も大変綺麗でしたね~😍
ガラス製のお椀で、写真で見るとくすんで見えるのですが、実物は照明が良い具合に入って、輝いて見えました✨

ガラス製なので、落としたら割れてしまうし、衝撃を与えれば欠けてしまうのに、よくぞそのままの状態で残っていてくれたな~と感心しました。

【3位】60.正倉院宝物《黄熟香》(中倉135)

画像出展元:東京国立博物館ホームページより

読み方は「おうじゅくこう」です。

こちらは東南アジア原産の香木です。
仏教儀礼において仏前を清める際に使われて、東大寺に伝わったとされる宝物です。

こんな地味な木が3位?
もっと華やかなのが他にもあるでしょう?

と思われた方もいらっしゃるでしょう。
この宝物にはテンション上がるポイントが二つあります。

まず一つは、時の権力者が切り取った記録が残されている点です。
足利義政」と「織田信長」、そして「明治10年」の切り取り箇所が3箇所記録されています。
1300年前と現在という点と点ではなく、そこから今に至る過程、そしてその間の人たちも現代の我々と同じく宝物に思いを寄せたんだな~と考えると感慨深いものがあります。

そしてもう一つが、この宝物の別名の「蘭奢待(らんじゃたい)」という名前です。
この別名は室町時代に付けられました。
洒落ているのはこの「蘭奢待」の文字の中にはそれぞれ「」の文字が含まれているのです。
には東、には大、のには寺がそれぞれ入っています。

洒落てますね~~

【4位】68.模造《銀薫炉》

画像出展元:公式図録より

読み方は「ぎんのくんろ」です。

こちらも残念ながら、本物は前期展示のみで私が見る事ができたのは模造品でした。
2002年制作の模造品なので、それはそれはピカピカでしたね!きっと聖武天皇の手元にある時もこんなだったのだろうな~🤔

ちなみに「薫炉」というのは、お香を入れておく入れ物です。
球体の形状ですが、内部に細工が施されており、接地面が不安定でも内部は水平に保つことができるようになっています。

スゴイ技術ですね!

【5位】115.模造《螺鈿紫檀阮咸》

読み方は「らでんしたんのげんかん」です。

お前のチョイス模造ばかりやないかい💢」
という怒りの声が聞こえてきそうですね(笑)
だって、これもきれいだったんですもの!w

オリジナルの宝物は、「国家珍宝帳」の4番目に記載されており正倉院北倉に納められていました。
模造品と言えど、こちらも明治の作ですでに100年以上の歴史がある貴重な品です。

いつか本物を見てみたいですね。

正倉院展の感想

当初は鑑賞日の一週間前に行く予定だったのですが、現地に着いてみて、
「あれ?よく考えたら正倉院の子を何も知らないな」と気づき(遅い)、
その状態で見てもきっと分からないだろうなと思い、一週間予習をして出直しました(笑)

ちなみにその予習もブログアップしていますので、よろしければこちら☚からご覧になって下さい。

その予習の甲斐?もあって、まあまあ基本的な事は理解できたかなと。
時間帯は朝一で行ったので、そこまでの混雑はなく鑑賞することができました。

展覧会自体は「本当に素晴らしかった」の一言でした。

実を言うと正直なところ、「そんなに混むほどなんだろうか?」と若干思っていました。。。
いやぁでも、ファンになっちゃいますね。正倉院宝物のファンになっちゃう感じ。

なので、グッズ売り場は財布の紐との格闘でした(笑)
次は奈良国立博物館で開催されている本場の「正倉院展」にも足を運びたいですし、実物の「正倉院」も見てみたいですね。

購入したグッズ

という事で初の正倉院展ですっかり魅了されてしまいまして、若干財布の紐が緩みました。
今回は以下の2点を購入しました。
・額装:螺鈿紫檀五弦琵琶
・正倉院宝物トランプ

額装:螺鈿紫檀五弦琵琶

「何かお気に入りの宝物のグッズが欲しい!」となり、購入しました(笑)
部屋に正倉院宝物がある(グッズだけど)というのはテンションがあがります😍

今は自宅のデスク横の壁に飾っています👍

正倉院宝物トランプ

こちらは事前にSNSで教えて頂いたグッズで、密かに狙っていたのでした(笑)
中身はこんな感じです☟

トランプ一枚一枚に宝物のイラストと説明が書かれています。
「おぉ😍」って感じで心が躍りますね。

でも勿体なくて使えないです!

どうせ使って遊ぶなら正倉院宝物にある程度理解のある人とキャッキャしながらやりたいですね(笑)

今回見られなくて残念だった作品

次にもし正倉院展に行った時用に、今回見逃してしまった宝物をメモしておきます。
*作品名の前の番号は出品目録の番号です。

前期のみの展示の為見られなかった宝物

9.正倉院宝物《平螺鈿背円鏡》(北倉42-9)
読み方:へいらでんはいのえんきょう

15.正倉院宝物《紅牙撥鏤碁子》(北倉25)
読み方:こうげばちるのきし

16.正倉院宝物《紺牙撥鏤碁子》(北倉25)
読み方:こんげばちるのきし

25.正倉院宝物《墨画仏像》(南倉154)
読み方:すみえのぶつぞう

66.正倉院宝物《銀薫炉》(北倉153)
読み方:ぎんのくんろ

69.正倉院宝物《螺鈿紫檀五弦琵琶》(北倉29)
読み方:らでんしたんのごげんびわ

95.正倉院宝物《瑠璃壺》(中倉71)
読み方:るりのつぼ

10.正倉院宝物《平螺鈿背八角鏡》(北倉42-13)
読み方:へいらでんはいのえんきょう

後期展示にも関わらず、なぜか見逃すという大失態。

おそらく人混み中をすーと私が通り過ぎてしまったのでしょう。

以上、正倉院の世界ー皇室がまもり伝えた美ー」のレポートでした~!
ご覧頂きありがとうございました。

他にも正倉院展の記事がありますので、こちら☚からご覧ください。

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