本阿弥光悦(1558-1637)は、桃山~江戸時代初期の総合芸術家。
書・陶芸・漆芸とマルチに活躍し、「日本のレオナル・ド・ダヴィンチ」と呼ばれる。
ただし残っている資料が少なく、いまだに謎な部分が多い。
「書」を最も得意とし、その芸術的な書風は「光悦流」と呼ばれる。
光悦流の特徴は、文字一つ一つで線の太さ・墨の濃淡が異なること。
また寛永の三筆(本阿弥光悦・近衛信尹・松花堂昭乗)に数えられる。
「陶芸」では、侘茶の精神を体現した楽茶碗を好んだ。
また光悦は茶道を古田織部(千利休の高弟)から学んでいる。
光悦が作陶を行ったのは晩年の20年程と短く、現在発見されているのは30点余り。
〈代表作〉
国宝に指定されている作品は2点
- 白楽茶碗 銘「不二山」(長野・サンリツ服部美術館蔵)
- 舟橋蒔絵硯箱(東京国立博物館)
書も画も唯一真筆と支持されている作品
- 扇面月兎画賛(荏原 畠山美術館)
扇面月兎画賛 本阿弥光悦筆 | 絵画 – コレクション – 荏原 畠山美術館
〈略歴〉
1558年 本阿弥光二の長男として誕生京都の刀剣の鑑定を家業とする
(本阿弥家は刀剣の研磨・鑑定を家業としていた)
1615年 徳川家康から洛外の鷹峯の地を拝領
(光悦はこの地に芸術家村を作った)
1637年 死去
〈開運!なんでも鑑定団〉
2022.5.24放送
本阿弥光悦の書状
150万円
2022.5.24放送
本阿弥光悦の赤楽茶碗
偽物で5千円
※本物であれば2億円はする
〈masaya’s Viewing History〉
特別展「本阿弥光悦の大宇宙」
東京国立博物館 平成館 特別展示室
2024年1月16日(火) ~ 2024年3月10日(日)
東京国立博物館 – 展示・催し物 展示 平成館(日本の考古・特別展) 特別展「本阿弥光悦の大宇宙」
- 《桜山吹図屛風》
- 《舟橋蒔絵硯箱》
- 《舞楽蒔絵硯箱》
- 《子日蒔絵棚》
- 《法華題目抄》
- 《鶴下絵三十六歌仙和歌巻》
冬、そして春へ―「華やぎ」と「侘(わ)び」の調(しらべ)
荏原 畠山美術館【本館・新館2階】
前期:1月17日(土)―2月15日(日)
後期:2月17日(火)―3月22日(日)
冬、そして春へ―「華やぎ」と「侘び」の調/圏外の眼―伊奈英次の写真世界 – 展覧会 – 荏原 畠山美術館
- 《赤楽茶碗 銘 雪峯》江戸時代・17世紀(重要文化財)